大名行列 世紀末ライブ1999
「EXTREME JAPANOISE SCUM」(NEGA presents)

12/11(sta) Club water (nanba osaka)
PM10:00〜all night adv.1800yen door.2300yen

MASONNA,BOSTANG SPONGE CAKE,TIMISOARA,HARD CORE DUDE
BRAIN STORM,BATHTUB SHITTER,CAVO,トイレの花子さんバンド
鐵男、肉奴隷、大名行列

自分でいうのも何だが、世紀末に相応しい完璧なライブができたと感じる。この日に集まったメンバー は総勢12〜13人だったような気がする。弓場さんのソロVoから始まり富坂さんのソロとうつり、バックでは 重厚なシンセサウンドの2重奏と、しっかりしたドラム。そんでもって、ギターノイズにうつり、ごんぞうさんのおしっことくる。おわだくんのやる気を喪失させた。彼の見せ場を待っていたが、どっかいってしまったので、PAに指示し照明を暗くしてもらい私が登場する。そのうちにも、どこからともなく現れたメンバーにドラムセットはどんどん持ち逃げされていく。スカムヘッド(ライブ用ロボット)の登場とステージの演奏との板挟みに観客はライブの密接した時間を味わっただろう。中盤、シンセのうねりをしりめにメンバーがステージから消えていく。粘りのある井上さんのドラムと私のハンマーノイズだけになる。スカムヘッドのコントローラーを観客にも演奏してもらう。そして、ドラムソロのあといったん終わりかけた。観客の中からいままでに起こったステージと客席の変わり様に「大丈夫か?」とライブハウスの設備を気にする声がする。しばし楽屋で休憩後、燃焼しきったメンバーを再びステージに立たせる。その時、私は凄い剣幕だったらしい。ちょびちょびとメンバーが復帰し、井上さんのVoソロに入りそしてクライマックス!スカムヘッドの破壊で大名行列の世紀末は幕を閉じた。ここで問題になったのは、もちろんごんぞうさんのおしっこ。東京から大名に参加するために来ていたおわだくんと鈴木君の機材におしっこをかけ壊してしまった。ライブ前、ベイサイドのぼや騒ぎみたいになるのは遠慮したので、火は禁止したのだがおしっことは私も驚いた。ショッキングとでもいうのだろうか、ライブ終了後険悪な雰囲気の中、ごんぞうさんは平謝りしていたらしい。おしっこアンプは「もう要らない」との鈴木君の言葉に、ごんぞうさんはそのアンプを道頓堀に投げ込んだらしい。でも、客席では何故か「女の子がおしっこをしたぞ」と話は変わっていた。私は大名行列の首領だが、責任は各自で処理してほしい。そういうバンドなのだから。ライブハウスもカーペット張り替えだそうだ。ライブするのに何で険悪にならなければならんのだろう。私もおしっこはいあやだ。でも、話はおしっこで持ちきりだ。まあ、大名行列らしいライブであり私はよかったと心から思う。夜中の3〜4時に見に来てくれた人々や参加してくれたメンバーに感謝の気持ちををを込めて、「ありがとう」。
(おしっこするつもりなら、「ビニールシートでもしいとけ」と思う方もおられるようだが、それはタネの解ってる手品でしょ。要するにつまらんのだ。じゃ、「札束もってこい」という意見だが、私はそのとうりだと思う。しかし、ごんぞうさんはそんなもん持ってません。責任問題とか日本人は、好きなのかな。来年は、違った角度で攻めてみます。)


世紀末記念CDです。限定品2500円です。
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