フィリップモリスアートアワード最終審査展
日時:2000 4/24〜5/7
場所:東京 恵比寿ガーデンプレイス
Scum Headを出展します。見に来てね!

審査結果発表!残念無念落選しました。東京のいいところで展示できたのはいいけど、自費参加は少々きついものがあった。まあ、展示の内容は結構な反響があったので満足としとくが、展覧会について少々物言いをする。まず、審査員の審査だが、時間の指定がありまた通訳者がいたにもかかわらず、立ち会った制作者がたに対しての反応がないこと。書類で前もって情報はあるものの、制作者の生の声など必要もないようだ。待ちぼうけを食らった制作者は何人いることやら。審査結果と観客の反応について、ギャップがあること。審査員自体が「特殊解」なものであると言われた日には、「現代美術は一般市民には到底わからんのだ!」という問題は平行線をたどるのみなのだ。展覧会がタダでよかった。もう一つ、主催フィリップモリスジャパンで参加者の大半が日本人でありながら、審査員に外人を登用し海外向けの内容を選出すること。どうせやるなら、日本的な独自性をそのまま海外にだしたほうが面白いと感じる。すでに、審査員による偏見(それ相応の日本的なものを求める傾向)で介入されても真の日本のアートは世界には出ていかないであろう。私はデスロボが認められる世界もおかしいと思うが、その中途半端さがデスロボのエネルギーであるとも感じる。展覧会中にムーニー氏の家に遊びに行って、「読売アンでパンダ事件」の書籍やブートプロレスビデオなどをみしてもらった。私は過去にそれ以上のパワーで発表していた作家たちの事はあんまりにも知らないのだが、時代が変わっても似た人間は現れるものだし、自分の欲望に「二番煎じ」という言葉でふたはしたくない。これからも、場違いであろうがなんであろうが、活動は継続していく。展示期間中に、SCUM HEADの頭部が豚の腐食した頭だと気づいた人は何人いるかな?

私の愛用のバイクです。バカでかいソファーなんかもこれで運びます。右は、平成のサイバーの現状です。もっと汚い部屋が私は好きですが、友達の部屋で十分満足してます。