DESTROYED BATTLE 2001
4/29,30 (初日 雨天中止 2日目 午後1時)
場所:名古屋 今池商店街内 特設駐車場

今年もやってきました。今池祭り。この日は各地でもお祭りがやってたりしてるようなのだが、日本で一番ディープな祭りに違いないことは確かだ。2日目の帰り道に、通りかかった他のお祭りはなんと穏和な事だと改めて思った。別に、私たちのデスロボバトルは、この今池祭りではメインでもなんでもないのだ。他にも同じ今池周辺では、商店街のお祭りとは思えない光景が広げられている。別にこれは中傷でもなんでもない。今池では当然の事であるかのようにやってのけるパワーがあるのだ。今期を逃した人もこのHPを見て悔しがってる人も、生きてるうちにはこの祭りの空気をぜひとも味わってほしいものだ。さて、そろそろ今年のバトルの状況について解説していこう。1日目はあいにくにも雨だったので省略。さて、2日目、日頃の行いがいいのか、晴れてしまった。朝からロボットの仕込みにはいる。いつもながら、ムデルのマシンは用意周到がいいのに反して、私のマシン群は組み立てるのにも一苦労だ。今回の出場参加マシンは、テレビの生放送をのぞいてはどれも初お披露目の新作ばかりだ。東京ムデルチームの忍者2001は、去年の名前から改名して参上。3輪のエンジン駆動タイプでデスロボ史上極めてハイスペックな出来と来ている。次に、やられ役のイントルーダーだ。ちょうど映画撮影用に製作したマシンで戦闘用ではないのだが形が私は気に入っている。製作したのはわたしだが、今回はヒョウゴ君に組み立てと操作をまかした。(私は自機の面倒をみるので手がまわらない。)名前の意味は、製作してた時期ちょうどダイオキシン問題が下火になってきたので再加熱をこめて、「移動ダイオキシン製造焼却炉」と命名した。本体のドラム缶の中でデスロボのごとく不完全燃焼で終わってほしい。3台目は私の新作「ホィール オブ フォーチュン」だ。電動車椅子の部品を大体的に使ってることから安易につけてしまった。現場に見に来ていた人は、ご存じだろうがこのロボットにカメラが搭載されていました。改造したエアーマシンガンやプラッチックの玉や鬼の様な爪が新たにつけられている。今回は、MC役に津山さんがかけつけてくれた。ベャーズの記念パーティー以来だ。私の事は曖昧に覚えていたらしい。バトル中の生演奏のユニットはかなり有名なバンドらしい。途中のMCはサム2君に交代。今回はエフェクト音もあったようだ。さて本題のバトルに入ろう。

今 回は、いろいろと前置きがあったはずなんだが(技お披露目ショー)結局うやむやになってきた。私はそういうところが好きなのだが。登場順にイントルーダーがのろのろと走りだしモクモクと黒煙をあげては炎をまきちらす。灯油もまきちらす。次に、忍者2001がそっそうと登場。ぐるぐるまわったりで威嚇してる。イントルーダーも炎で応戦するがいとも簡単にたたき潰された。ここがみどころ。イントルーダーのやられ具合がまたよかった。少しずつ傾く機体から灯油があふれ出てバトル会場は燃え上がった。傾きながらも忍者2001に執拗な攻撃。図らずもボコボコに。ヒョウゴくん今度は、もっと強い機体を都合しよう。それか、強いの作ってな。最後に登場するのは、身の丈3mはあるフォィールオブフォーチュン!さっそうと登場しないのがデスロボ。狭いとこは無理に動かすと、器物破損につながるので私が手動で登場。こいつの武器はリーチの長い腕である。ぶんぶん鉄球もどきを振り回して忍者2001に果敢にアタック!何度と無く忍者2001は、フォィールオブフォーチュンのハンマーブローをくらい横転した。が横転しても壊れることなく復活してしまう。耐久性におとるフォィールオブフォーチュンは、そのアンバランスな巨体を支えることが困難になり、忍者2001の強烈なタックルによってなんと、上半身が腰から砕け散ったのである。ここがデスロボ。上半身のなくなったくらいではフォィールオブフォーチュンはくたばらなかったのである。忍者2001とフォィールオブフォーチュンの下半身との激しい押し合いがはじまった。重かった上半身がなくなったおがげでパワーアップしたフォィールオブフォーチュンは、忍者2001と互角を張り合う。長い戦いの末、フォィールオブフォーチュンは忍者2001の後輪をパンクさせたが、まだピンピンしている忍者2001に観客の軍配はあがった。「一般市民よ、今に見るがいい!私の不完全なロボットは破壊されることによって拡張することを、そして世界をも変えるロボットに成長するのだ!」次回はもっと壊れるロボットを考えます。