1998 10/2〜12/6
キリンコンテンポラリーアワード98
(東京の会場内)

受賞にたいしてのコメント

このマシンは4号機目になりこのキリン用に制作しました。 去年、作品が間に合わなくて参加出来なかったのですが、1年経過するうちによりいいものが作れるようになりました。いろいろな方向でデストロイドロボットの在り方を検討していましたが、この度の受賞により芸術での可能性もようやく確認できました。入賞できて大変嬉しいです。基本的な技術などでたらめでいいと。そのでたらめ差になんともいえない味があるので、これ以上下手にうまくならない丁度いい時期でした。私一人では出来ないことなので協力してくれた皆にここで感謝したいと思います。ありがとうございました。 自分だけの力では表現できないこともこのチャンスをいかして世の中に出していきたいです。とかく規制の中でしか表現が出来ない日本ですこしでもその流れを破壊していく活動を続けていきます。

作品の解説

4号機目です。見所は展示期間中に腰の軸が折れるかもしれないところです。すでに東京の展示でひびが入っていますのでもう少しでしょう。他にこのマシンは組み立てのバリエーションが何タイプかあることです。 1号機などとの互感性もあるので個人にあったタイプで遊べます。システムも単純ながらタイマーやリレーを 使用することでプロポのチャンネル数の少なさをカバーしています。基本構造は1号機からかわっていませんがモーターの代わりにグラインダーを使ったりもしてます。(構造の詳しい解説は雑誌NEGA参照)

11/19から大阪キリンプラザで新作とビデオ上映しています。新しくshopのコーナーを作りました。下の新型は東京の清水、能島さんらの「ケロポン」です。変形のする優れ物です。残念ですが大阪の展示では本物はみれません。早くこれと私のを闘わせたいです。